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【倉敷市・交通事故治療】7月は交通事故が増える時期になります

2018年07月2日

 
こんにちは。
絶好調整骨院の福田です。
 
あっという間に1年も半分が終わり、7月になりましたね。
7月は1年の中でも12月に次いで2番目に交通事故が増える時期だと言われています。
 
夏休みに入って、単純に交通量が増えることや、梅雨時期の雨が多いというのが大きな要因だそうです。
最近ではゲリラ豪雨といった局地的に激しい雨も多くなり視界も悪くなり、歩行者も車よりも自分の足元に気を取られたりするため、事故の危険性は高まってしまうでしょうね。
 
当院では先日、同じ敷地内にあるドラッグストアと飲食店に駐車しようとした車が誤って店舗に突っ込んでしまい、従業員の方など、2人が軽傷を負ってしまったそうです。突っ込んだ車は30代の男性が運転していたそうです。
 
コンビニなどの店舗に突っ込んでしまう事故と言えば、高齢者の方がアクセルとブレーキを踏み間違えて突っ込んでしまうイメージが強いと思いますが(現に私もそう思っていました)、実際には75歳以上が全体の9.7%で一番多いみたいです。次いで多いのが意外にも24歳以下の9.1%だそうです。若いから大丈夫というわけでもなさそうですね。
 
先週のついてる整骨院のブログで自動車保険の仕組みについて書いていましたが、今回の事故ではどうなのでしょうか…。
 
まず、自賠責保険は対人補償だけの内容のため、対物補償は対象外になってしまいます。そのため、任意保険に加入していなければ、対物補償は加害者が実費で補償しなければなりません。
 
対物と言っても、突っ込んで壊してしまった壁やガラス、機械や備品だけを直せばそれでいいわけではありませんよね。お店が休業を余儀なくされてしまった場合はその間の売り上げの収入補償や従業員の方のお給料、売り上げが落ちてしまった場合は、損失補填をしなければならなくなり、突っ込むお店によっては1億円を超えてしまう事例もあるようです。
 
・休業補償: お店を休業した場合の収入補償
・損失補填: お店を縮小した時の補填による補償
・損失補填: お店の売り上げが減少した時の補填による補償
・給与補償: お店が休業した場合や従業員数を減らした場合の従業員のお給料
・収入補償: お店を休業中の売り上げの補償
 
対物補償も無制限にしておいた方が無難ですね。
 
私もこの事故を聞いて、思わず自分が加入している保険の内容を見返しました。ちゃんと対物も無制限の内容でほっとしています。
 
また、通常は修理で補償するそうですが、修理不能なほど破損してしまった場合はその壊してしまった物の時価総額を賠償金額として支払うそうです。
これは、事故によって被害者側が不要に利益を得ないようになっているからだそうで、例えば動物を扱う店で動物が死亡した場合の事故は、物損扱いになりその動物の時価額の補償となるそうです。
 
誤って突っ込んでしまうような状況で、突っ込む店を選ぶことは出来ないので、お店によっては相当な額の賠償金が必要になる可能性もありますね。
 
ちなみに、今回の事故ではドラッグストアは壁とガラス、店内のお酒コーナーが破壊されたそうで、そこ以外の場所は通常通り営業が出来ているみたいです。
 
併設する飲食店の方は、同じく壁とガラスと、大型冷蔵庫が破壊されたそうです。冷蔵庫が無いと食材が保存できないので、事故後から今日もまだ営業再開は出来ていないみたいなので…。
 
先ほどの補填すべき項目に当てはめていくと…、
まず、壁やガラスは直さないといけないですよね。
で、冷蔵庫も破壊されているので、冷蔵庫…
これも業務用の大型冷蔵庫なので一般家庭用のものとは比較にならないでしょうね…
その中の食材も使い物にはならないでしょうから…
そして、今日もまだ営業再開には至っていないので、売り上げの補償…
休業中は、従業員さんもお仕事ができないのでお給料の補償と…
 
もし、この賠償金を自費で支払えと言われたらぞっとしますね。また、補償額の上限を設けていて、超えた分を支払えと言われても大きな額になってしまいそうですよね。
 
保険って…、大事ですね。
 
物損事故の場合、自賠責保険は適用されないので、当院の施術とはあまり関係ありませんが、車 対 車、車 対 人、だけが交通事故ではなく、車 対 建物などもありうるということですね。
当院に通われていた患者さまの事例で言うと、山道を車で走行中に、飛び出してきたイノシシと衝突してしまって、運転していた方がケガをしてしまったのですが、この事故も物損扱いだそうです。
 
昨日も岡山で中学生が無免許で運転して1人が亡くなる事故も起こっていました。いつどこでどんな事故に巻き込まれてしまうかも分かりませんが、事故が増える時期だということは分かっていますので、車を運転される方はもちろん、車の運転をしない方も気を付けて、もしも何かあった時の備えも忘れずにしておきたいですね。
 
その備えの中に、交通事故でケガをしてしまった際は絶好調整骨院をはじめ、岡山市、倉敷市、広島市、大阪市で整骨院を運営しているついてるケアの整骨院にご相談ください。
 

 
絶好調整骨院
倉敷市黒崎29-2
084-463-4949