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岡山市 交通事故の示談

2018年08月4日

【交通事故の示談について】
交通事故の示談というのは、ただの話し合いで解決できると思っている人もいると思います。
しかし、実際に交通事故の示談をする場合は、示談という意味をしっかり把握しておかないと、損をしたり失敗してしまうことがあります。
交通事故でケガを負う前に、交通事故の示談について把握しておきましょう。
交通事故の内容により、このような示談となることが大半です。

・軽い事故で軽度なケガの場合
軽い事故で軽度なケガであれば、早く示談交渉を行うことが大半です。
車に擦り傷程度、少し凹んだ程度の場合は、任意保険会社の主導で素早い示談になることが多くあります。

・中程度の事故の場合
車が大きく破損した、大きなケガをしてしまったなどの中程度の事故の場合は、ケガが改善してから示談を行う場合もあります。
当事者同士納得できる内容であれば、交通事故後短期間で示談を行う場合もあります。

・死亡事故の場合
死亡事故となった場合、相当程度の期間を経たのちに示談交渉を行っていきます。
死亡事故といっても賠償金は短時間で確定されるので、交通事故後すぐに行うことができます。
しかし、死亡事故ですので、被害者側の親族の心境を考えて、ある程度の日数を経過した後に示談を行うことが大半となっています。

【交通事故の示談は交通事故直後から示談交渉の準備を】
交通事故に遭い被害者になってしまった場合は、まずは加害者の身元を確認することが非常に大事となります。
名刺や電話番号を教えてもらい、必ず連絡が取れるようにしておきましょう。
交通事故後に警察が実況見分調書を作りますが、この際警察が加害者の連絡先を教えてくれるとは限りません。
警察に全てお任せという考えで、加害者に連絡先を聞かない人もいるようです。
しかし、示談というのは加害者と被害者が直接行うものです。
加害者と話ができる状態であれば、連絡先を把握して直接連絡を取れる状態にしておきましょう。

【自分が加害者になってしまった場合の対処方法】
交通事故に遭う際は、自分が加害者になってしまうこともあります。
自分が交通事故の加害者になってしまった場合は、被害者の救護措置を迅速に行うようにしましょう。
救急搬送の手配や警察への連絡など、速やかに行うようにしましょう。

また、被害者に連絡先をきちんと伝えて、被害者の連絡先も把握しましょう。

加害者となると誠実な対応で譲歩しないといけないと思う人もいるようですが、必ずしもそうとは限りません。
交通事故には過失割合があり、加害者であっても100%の過失とならない場合が大半です。
被害者側にも多少の過失割合は行くようになっており、加害者だけが100%悪いということにならないからです。
しかし、事故当初の加害者の印象というのはとても大事なことですので、ある程度の誠意を見せることは大事となります。
必要以上に被害者に譲歩せず、ある程度人としても誠意を見せるようにしましょう。

【加害者は任意保険で交渉してもらうことが大半】
加害者は、加入している任意保険の代理人が交渉に当たって解決していくことが大半です。
保険会社は多くの交通事故の示談を行っているので、ある程度の事例に基づいた賠償額と慰謝料を提示してきて、早期の示談を求めてきます。
被害者が自分で加害者側の保険会社と対応する場合、加害者側の保険会社は交渉のプロですので、被害者側が気遅れしてしまうことが大半です。
被害者は交通事故に詳しくないので、言われた通りの金額が正しいと思い簡単に示談してしまいがちです。

しかし、示談というのが双方の合意の上での決定ですので、賠償額や慰謝料に納得できない場合は、妥協せずに示談しなくてもOKです。
不安な場合は、交通事故に強い弁護士に相談をして交渉してもらうと良いでしょう。
現代の任意保険の中には交通事故の際の弁護士費用がプラスされている保険もあるので、その場合は任意保険を使って弁護士を使って交渉ができます。

【加害者は早期の示談を求める理由がある】
加害者側はなぜ早期の示談を求めるのか、その理由は加害者が背負っている刑事責任への影響です。
交通事故で被害者がケガをしているので、加害者には刑事責任が問われます。
ケガの内容によって、1~6点程度の点数が加算されてしまいます。
交通事故で被害者がケガをしてしまっても、早期に示談さえすれば加害者は基礎を免れる可能性があります。
短期間で示談ができれば点数も少なく済みますので、早く示談をしたがるのです。

被害者側の考えとすれば、ケガがしっかり治るまでは示談はしたくないものです。
ケガがしっかり治る、または後遺障害の認定が終わるまでは、交通事故の問題を終わらせたくないと思うのが大半です。

示談となると加害者側の保険会社は、被害者寄りではなく加害者寄りで考えて対応しようとします。
加害者の人権は、軽視されてしまうことがほとんどです。
交通事故で被害をこうむってケガまでして大変なのは被害者なので、しっかりと被害者の人権を主張して安易に示談しないようにしましょう。

【性急な示談には応じない】
交通事故に遭った場合、相手の保険会社が短期間で示談を求めてくる場合があります。
交通事故直後は当事者は興奮状態にあるので、落ち着いた交渉はできません。
そのため、性急な示談には絶対に応じないようにしましょう。

示談というのは、交通事故の当事者が交通事故の被害をどのような分担でどのように賠償するのかの話し合いです。
そのため、被害者同士が納得できる示談内容にしないといけません。
請求に示談をしてしまうと、納得できない内容で納得してしまうようなものです。

早く交通事故と縁を切りたいと、性急な示談にOKを出す人もいるようです。
しかし、納得できない状態で示談をしても、後に損をしてしまうことも多くあります。
示談は、気持ちが落ち着いてからよく話し合ってから、納得のいく内容で行うようにしましょう。

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