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岡山市 交通事故後に痛みが出にくい症状

2018年09月1日

【交通事故でケガなどの自覚症状がなくても病院へ行くべき】
交通事故に遭ってしまった場合、出血や明らかな痛みがある場合は病院へ行こうと思う方がほとんどです。
しかし、交通事故のケガというのは、自覚症状が出にくいものもあります。
交通事故に遭った際は、自覚症状が全くなく何でもないと思っても、大きなケガをしている場合があります。
そのため、交通事故に遭った際は自覚症状がなくても、必ず病院へ行って検査を受けるべきといえます。

交通事故に遭った際に必ず病院へ行くべき理由は、損害賠償請求の際に診断書が必要となるからです。
交通事故でのケガの場合、損害賠償請求を行うためには医師の診断書が必要となります。
交通事故から時間が経過し過ぎてしまうと、交通事故による負傷での診断書を書いてもらうことが難しくなってしまいます。
また、日にちが長く経過している診断書の場合、そのケガが交通事故によるケガなのかの因果関係を問われてしまう場合もあります。
交通事故から2週間を超えてしまうと、交通事故との因果関係を証明するのは難しいと言われています。

交通事故の診断書の作成は、医師しかできません。
医師は病院にしかいませんので、病院の医師しか作成できません。
交通事故の治療は整骨院や接骨院でも可能ですが、整骨院や接骨院には医師はいません。
診断書作成のためには、1番最初に病院へ行って医師の診察を受けて診断書を作ってもらいましょう。

交通事故のケガの場合は、整形外科で診察を受けます。
しかし、場合によっては脳や内臓に症状が出ている場合もあり、その際は脳神経外科や内科での受信も必要となります。
そのため、交通事故での診察は、総合病院に行くとスムーズに行うことができます。

【なぜ交通事故直後は痛みを感じにくいのか】
交通事故後のケガの痛みは、事故後数日経ってから出る場合があります。
明らかにケガをしているのに、なぜ交通事故直後は痛みを感じにくいのでしょうか。
交通事故後に痛みを感じにくい理由は、この2つが挙げられます。

・交通事故後は興奮状態にある
交通事故後は、突然のアクシデントにより興奮状態となってしまいます。
そのため、多少の痛みは感じない場合が大半です。
打撲や捻挫は痛みを感じにくく、場合によっては骨折に気付かない方もいるほどです。
交通事故現場では痛みを全く感じなかったのに、念のために病院へ行こうと思い救急車に乗った途端に興奮が覚めてしまい、急に痛みが出て動けなくなってしまうというケースもあります。

・交通事故後はアドレナリンが大量分泌する
交通事故後の興奮状態には、アドレナリンやβエンドルフィンという物質が大量に出ます。
これらの物質は、痛みを感じにくくさせる効果を発揮します。
アドレナリンは興奮状態の際に血液中に放出される成分であり、体のエネルギー代謝や運動能力を高める効果を発揮します。
危機や不安、怒りを感じる際に分泌する成分であり、火事場のバカ力の際に多く放出される成分です。
血糖値上昇、心拍数上昇、血圧上昇へとみちびき、感覚を麻痺させてしまう作用を発揮してしまいます。
アドレナリンの大量放出により、交通事故後の痛みが感じにくい状態にしてしまうことがあります。
また、βエンドルフィンという成分は鎮痛効果があり、脳内麻酔薬と呼ばれているほど鎮痛効果が高い成分です。

この2つの作用により、交通事故後数日から1週間後に自覚症状が出る場合があります。

【交通事故後痛みが出にくい症状とは】
交通事故後に痛みが出にくい症状は、これらが挙げられます。

・むちうち
むちうちは、衝突や急停車により首がむちのようにしなって、発生するケガです。
発症するまで時間がかかる捻挫であり、最初は本人が自覚しにくいケガとなることが大半です。

・脳内出血
頭を打っている場合、脳内出血となる場合があります。
脳そのものは痛点がないので、初期段階では痛みが出にくい傾向があります。
脳内出血の症状が出る際は、危急の治療が必要となる状態となってしまいます。

・手足のしびれ
交通事故により何らかの神経に触れている場合、交通事故後数日後に症状が出る場合があります。

このように、交通事故後すぐに症状が出ないケガや症状があります。
場合によっては、最悪な状態へと発展してしまうこともあります。
交通事故直後に自覚症状がない場合でも、まずは病院に行って細かく検査してもらうことがとても大事ということがわかります。

【交通事故治療のよくある失敗ケース】
交通事故治療では、失敗やトラブルに巻き込まれてしまう場合があります・
どのような失敗やトラブルがあるのか、例を挙げてご紹介していきます。

・自由診療ゆえのトラブル
交通事故の通院は、自由診察となります。
そのため、通う患者さんのペースやニーズで通うことができます。
交通事故での治療費は自賠責保険や任意保険で支払うので、加害者は1銭も支払う必要がありません。
そのため過剰な治療となってしまい、その治療は不要な治療と判断されてしまい、請求した治療費を支払ってもらえない場合があります。
交通事故での治療にかかった費用は、交通事故のケガへの直接の治療であれば支払ってくれます。
後にトラブルが発生しないよう、わからない部分は保険屋さんに事前に相談して治療を受けていくと良いでしょう。

・保険屋さんに無断で治療先を変えてしまうトラブル
交通事故の通院先は、加害者側に選択権があります。
1度通った治療先に満足できない場合は、治療先を変えることもできます。
その場合は、治療先を変える前に事前に保険屋さんに報告しないといけません。
保険屋さんに無断で治療先を変えてしまい、後に治療費を支払ってもらえないというトラブルが発生してしまうことがあります。
治療先を変える際は必ず保険屋さんに報告をした上で、新しい治療先に変えるようにしましょう。

・保険会社から治療費の打ち切りを言われてトラブルとなる
交通事故での通院は、必要がなくなった時点で打ち切りとなります。
この打ち切りの合図は、保険屋さんから言ってきます。
この際、加害者側が納得できないタイミングであり、トラブルとなってしまう場合があります。
治療の打ち切りの打診の際にまだ必要だと思った場合は、その旨を保険屋さんに話して納得してもらうようにしましょう。
保険屋さんに打ち切りを言われても、その通り言いなりになる必要性はありません。

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