交通事故治療ブログ | 岡山の交通事故専門治療ならむちうち治療センターにお任せ!

岡山市 脊柱管狭窄症の治療方法

2018年08月28日

【交通事故での脊柱管狭窄症】
交通事故の衝突により、脊柱管狭窄症となってしまう場合があります。

脊柱管狭窄症とは、脊柱管が狭くなってしまうことで、脊髄や他の神経が圧迫されてしまい、腰や脚にしびれが発生してしまう症状です。
脊柱管というのは、脊椎の椎孔が連なっている細長い空間です。

交通事故での脊柱管狭窄症は、交通事故の追突によりこのような状態が発生してしまいます。

・背骨が変形
・背骨と背骨の間にある椎間板が変形
・背骨と背骨をつないでいる靭帯が肥厚

具体的には、このような症状が発生します。

・腰痛
・歩くと足の痛みが増す
・脚のシビレ
・脚の感覚の異常
・脚の筋肉の衰え
・下肢の知覚障害
・脚が重い
・つま先が持ち上がらない
・残尿感、頻尿、便秘
・脚に症状が出ていても、座ったりしゃがむことで楽になる

進行すると、下肢の力が落ちてしまう場合があります。
肛門まわりのほてりや、尿の出が悪くなったり、尿が漏れてしまうこともあります。

交通事故後にこのような症状が出る場合は、脊柱管狭窄症を疑うようにしましょう。

脊柱管狭窄症は、放置していても改善しません。
放置していると狭窄状態が強くなってしまい、症状がどんどん悪化してしまいます。

【交通事故での脊柱管狭窄症の診察】
交通事故での脊柱管狭窄症の診察は、医師のいる病院で受けます。
交通事故でのケガですので、人身事故扱いとして加害者側の任意保険で治療費をまかなわないといけないからです。
そのためには、診断書を警察に提出して、人身事故扱いとしないといけません。
診断書は医師しか作成できませんので、まずはじめに病院で診察を受けるようにしましょう。

脊柱管狭窄症の症状は、整形外科で診察を受ける場合が大半です。
場合によっては整形外科での診察となる場合もありますので、総合病院で診察を受けるようにしましょう。

脊柱管狭窄症の確定診断は、MRI画像で行います。
脊柱管の径は15ミリ程度が標準であり、この空間の中を脊髄が走行しています。
脊柱管狭窄症の場合は、径が12ミリ以下となっており、12ミリ以下で症状が発生している場合は脊柱管狭窄症と診断されます。

【交通事故での脊柱管狭窄症の治療方法】
交通事故での脊柱管狭窄症の治療は、このような方法を行っていきます。

・薬物療法
痛み止めや血管拡張薬などの薬物を使って、症状緩和へとみちびいていきます。
軽度の場合は、痛み止めの疼痛管理で改善する場合もあります。

・神経ブロック注射
痛みが強い場合、神経ブロック注射で症状緩和へとみちびきます。

・温熱療法や電気療法
神経周囲の血流障害改善のために、温熱療法や電気療法をおこないます。
辛い症状でも、スッキリ痛みが治まる場合もあります。

・装具療法
腰の反りを改善するために装具を装着して、症状改善へとみちびく方法です。
腰に巻くコルセットを使って前傾姿勢にして、症状改善へとみちびいていきます。
専門医が適した装具を紹介してくれますので、専門医に支持に従って装具療法を行うようにしましょう。
一般的な普通のコルセットを使うと、脊柱管狭窄症の症状を悪化させてしまうことがありますので、絶対に止めましょう。

・整骨院や接骨院での治療
整骨院や接骨院での治療では、脊柱管狭窄症の症状が出ている部分へピンポイントで施術を行うことで、効果的な改善へとみちびいていきます。
症状が出ている部分に直接施術を行うことで、短期間で症状が改善したという声も多く挙がっています。
脊柱管狭窄症の症状は、病院での治療ではなかなか改善しない傾向があります。
改善しないなと思ったら、整骨院や接骨院での治療も検討しましょう。
病院からの転院の場合は、加害者側の保険会社に連絡をして治療先を変えるようにしましょう。
整骨院や接骨院の中には、保険会社の治療費負担に該当しない治療先もあります。
前もって加害者側の保険会社と相談をしておき、治療費の面で揉めることがないようにしましょう。

・運動療法
ストレッチなどの運動療法により、姿勢の改善や腹部の筋力強化へとみちびきます。
我流の運動では悪化させてしまうこともありますので、専門医の指示に基づいて運動を行うようにしましょう。

・手術療法
歩行障害が発生したり日常生活への支障が発生してしまう場合は、手術療法とする場合もあります。
両足に症状が出ている場合は、改善が見込めないので手術となる場合が大半です。
近年は軽微な状態での手術も多くなっており、内視鏡を使った手術を受けることも可能です。
手術後は2日目から歩行が可能な場合が大半であり、1週間~10日ほどで退院が可能です。
長く入院しない場合が大半なので、短期間で改善へとみちびくことができます。

【脊柱管狭窄症の日常生活の予防ポイント】
脊柱管狭窄症というのは、交通事故のみで発生する症状ではありません。
そのため、1度脊柱管狭窄症となってしまうと、日常生活の影響で再発してしまうこともあります。
脊柱管狭窄症を予防するポイントで、再発を防ぐようにしましょう。

・姿勢を良くする
姿勢が悪いと、脊柱管に余計な負担をかけてしまいます。
姿勢は常に良くして、猫背などの姿勢の悪さは改善するようにしましょう。
アゴを引いて胸を張るようにすると、自然と姿勢を良くすることができます。

・自転車こぎ
自転車をこぐことは、脊柱管に余計な負担を掛けずに済みます。
毎日少しずつでもいいので自転車をこいで、脊柱管狭窄症とならないようにみちびきましょう。

・腰を冷やさない
腰を冷やすと、脊柱管に余計な負担がかかってしまいます。
腰回りは冷やさないようにし、薄着は控えるようにしましょう。

・同じ姿勢を取らない
同じ姿勢を取ってばかりいると、腰に大きな負担をかけてしまいます。
仕事などにより同じ姿勢を取らないといけない場合は、1時間に1回は休憩して姿勢を変えるようにしましょう。
背中を反らしたり、腰をひねるのも効果的です。

・重い物を持たない
重い物を持つと、腰に大きな負担をかけてしまいます。
なるべく重い物は、持たないようにしましょう。

岡山市 脊柱管狭窄症の治療方法なら、「ついてるケア整骨院グループ」にお任せください。