【交通事故被害者?】2日間で8つの病院をハシゴ③
2013年06月24日
不安になっているAさんに、Aさんの担当の保険屋さんは次のようにアドバイスした。
「今まで強引な治療費要求で長く通院される人もいましたが、
それなりの対策で解決される時もあります。
もし、長引くようなら保険会社を頼ってみてください。」
保険屋さんの言葉に一応は安心したAさんだったが、数日後、Bさんは異常な行動を見せる。
なんとBさんは2日間で病院を8か所も変えた。
これは、通常では考えられない行動である。
事故当日、Bさんは、最初に救急車で運び込まれた病院で診てもらった診断が不服だったらしく、
他の病院で診てもらった。
しかし、その診断内容も不服だったため、さらに病院を変えた。
これを繰り返した結果、2日で8か所も病院を変えることになった。
要するに、Bさんは、自分の納得する診断内容しか受け入れる気がなく、
自分の要求通りの診断を書いてくれる病院が見つかるまで転院を続けるつもりだった。
過去の例では、このような人は病院通いを長く引っ張ることが多い。
その後、保険会社や病院と相談した結果、弁護士に依頼することとなった。
するとその直後、Bさんが保険請求を取りやめることで事故は解決した。
今回、Bさんから診断書が警察へ提出されたが、事情を知る者もあり、
Aさんの行政処分はなかった。
なお、Bさんは保険金請求の常習者であった。
実際に「当たり屋」と呼ばれる人たちがいるように、
わざと事故を起こし、お金を請求してくる悪質な人たちもたくさんいます。
特に、何度もこうしたことを繰り返している人は、
保険会社などでも把握している場合もあるので、
必ず専門家に相談するようにしましょう。
参考資料:保険屋一郎,『交通事故の珍事例』,(2007),文芸社
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