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交通事故 加害者としての立ち振る舞い

2013年05月24日

さてさて、加害者にも被害者にもなりたくないものですが、

実際にそのどちらかになってしまった場合、気を付けなければならないことがたくさんあります。

その中でも、今日は加害者になった場合を想定して一つお話ししたいと思います。

 

人情よりもビジネス感覚を重視する

一般的には、事故を起こした場合、保険会社に一任して終わりです。

ですが、時に加害者本人に泣き付いて来たり、無理な要求をしたり、

難癖をつけられてしまう場合があります。

また、任意保険に加入していない場合もありますよね。

次の例を参考に見ていきましょう。

 

あなたは交通事故を起こしてしまい、加害者になってしまいました。

ですが、被害者の過失が大きく保険会社で休業損害の支払いを中止しました。

すると、被害者の奥さんからこんな電話がかかってきました。

「休業補償をしてくれないと生活できないじゃないですか。主人は寝たきりで仕事どころじゃありません。

アパートの家賃だって払わなきゃならないし、三人の子供は食べるものがないって泣いているんですよ。

かわいそうだと思いませんか?

あなただって、被害者になれば同じ思いをすることがあるでしょう。

だったら生活の面倒ぐらい見てくださいよ」と。

なんだか気の毒になってしまって、つい保険会社の了解もなく休業損害を支払ってしまったとします。

すると、被害者からは翌月も翌々月も同じ請求が来てしまいました。

 

保険会社ではそれなりの見通しがあって、支払いを中止したり再開したりするのです。

加害者のこのような行為は、保険会社が積み上げてきた解決へのステップを一気に崩してしまうこと

になりかねません。

それだけでなく保険会社の了解を得ないで支払ったものは保険金で填補されず、

加害者の自己負担になる可能性があります。

任意保険に加入している限り、保証金を支払う前に被害者からの要求を逐一保険会社へ連絡する

のが肝要だといえます。

 

デリケートな問題ですし、プロに任せるのが得策ということですね。

人の感情は難しいものです。

それまでは、「こちらにも非がありましたので・・・。」

と低姿勢を見せていても、何が原因で牙をむいてくるかわかりません。

まして、被害者と加害者というかなり難しい関係である以上、

下手に深入りしてしまうとろくな事になりません。

双方の感情がぶつかり合わないための保険会社でもあるのです。

そうした意味で、勝手な行動をとらないように気をつけましょう。

 

参考文献:賀茂隆康,「暴力的被害者に泣かされる 加害者のための交通事故の本」,(1988),ぎょうせい

 

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