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雨の日の交通事故 

2013年05月30日

みなさんこんにちは!

最近は岡山も雨が多くて、そろそろ梅雨入りですかね・・・。

雨が多くなると視界も悪くなってくるし、事故も起こしやすくなってしまいます。

 

さて、今日はそんな雨の日に起きた事故の例をご紹介します。

 

夜中の12時過ぎ、仕事が終わったAさんが外に出ると雨が降っていた。

Aさんはこの日バイクだった。家まであと少しといった交差点を通過した時だった。

左の下り坂から来たBさんの車に、バイク後部が接触し転倒。

Aさんは雨の降る路上に投げ出された。

一瞬何が起こったかわからなかったAさんが動こうとすると、腰のあたりに激痛が走った。

しかし、Aさんを助ける人はいない。

Aさんをはねた車は道路の脇に停車しているので、ひき逃げというわけでもなさそうである。

Aさんが車の方を見ても、運転席のBさんと助手席のCさんは降りてこようとしなかった。

数分後、Bさんがやっと車から降りてきたかと思ったら、「これから警察へ連絡するから」と一言

だけ告げて再び車へ戻っていった。

パトカーと救急車が来るまで、Aさんは雨に打たれ続けた。

そのとき、BさんとCさんは一度も外に出ることなく、暖房の効いた社内で音楽を聞いていたという。

結局、Aさんは骨盤骨折で二か月の入院。リハビリを三か月続いてようやく退院となった。

入院中、BさんとCさんから一切の連絡がなかったばかりか、

二人は保険会社への手続きを何もしていなかった。

それもそのはず、Bさんが乗っていた車はBさんの会社が所有する業務用車だったのだが、

任意保険には加入されていなかったからだ。当然、事故の交渉を行う者もいなかったので、

治療費などの請求はBさんの会社が加入している自賠責保険会社に対して、

Aさん自身が被害者請求をしなければならなかった。

 

この事故で相手は、事故後のAさんを救護しなかったばかりか、

加害者の会社も被害者に対して、「被害者請求をしてくれ」と車検証と自賠責証をFAXしてきただけの対応。

さらに、Aさんの会社も労災の書類をAさんに手渡すだけで何もしてくれなかった。

その後、Aさんは店に迷惑をかけたと解雇までされている。

 

こんなことが自分に起こったらと思うと・・・。

ちょっとゾッとしますよね。

もし、自分がAさんの立場だったら、ということをほんの少しでも考えていれば、

こんな対応はしなかったはずです。

被害者と加害者は紙一重です。

いつ自分がどちらの立場になるかわからないということをしっかりと意識した対応を心がけたいですね。

 

バイクを運転する方は、なるべく目立つ格好で運転することをおすすめしますよ。

黒づくめでは、夜道はもちろん、雨が降った日にはかなり見えづらくなってしまいます。

 

参考資料:保険屋一郎,『交通事故の珍事例』,(2007),文芸社

 

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